こんな悩みありませんか?
やりたいことがあるのに、なかなか実現できない、または長続きしないと感じたことはありませんか?
この問題は多くのママたちが直面しています。
ダイエット、週末の予定、やりたいことリストなどやりたいことはたくさんあるけどなかなかそれが形になっていかない。
いろいろ夢を叶えている人も世の中にはたくさんいますよね?時に自分を彼らと自分を比べてしまっていませんか?
それによって「自分はダメなんだ」「どうせできないから諦めよう」などますます何もできなくなっている方がよくいます。
ですが、目標設定の部分で間違わなければあなたも彼らと同じように目標を達成していける可能性があります!
例えばメジャーで大活躍している大谷翔平選手ですが高校生の時にマンダラチャートという目標を立てていました。
これを参考にして同じ球児だけでなく、企業も参考にして社員に作成する流れもありましたが、目標設定の本質を掴まずに形だけ真似しても有効な目標は立てることはできません。
この記事ではそんなみなさんが少しでもやりたいことを達成できるように大谷選手や起業家が無意識にやっている目標設定の本質やコツを紹介させていただきます。
みなさんもこの記事を読んで自分のやりたいことを実現させていきましょう!
(出所:「オオタニサンのマンダラチャート」日本医科歯科大学)
http://nms-neurosurgery.com/moritablog/405
目標を達成できない人の主な原因
目標達成が難しい主な理由を見てみましょう。
- 達成基準が抽象的
「もっと健康になりたい」といった曖昧な目標は、具体的な成功のイメージが難しいです。 - 具体的なアクションまで考えていない
目標を立てただけで、それを達成するための具体的な手順が決まっていない場合があります。 - コントロールできない目標
外部の要因に大きく依存する目標は、自分の力だけでは達成が難しいです。 - そもそもそんなにやりたいわけじゃない
本当に情熱を感じていない目標には、続かないことが多いです。
そもそも目標達成が苦手な人がほとんど(天命遂行型と目標達成型)
実は9割以上の人は目標達成が苦手なんです。
多くの人が目標達成に苦労するのは、個々の性格や価値観が大きく影響しています。
人には「目標達成型」と「天命遂行型」という2種類の特性に分かれ9割以上の人は天命遂行型なのです。
これらの違いを理解することで、自分自身の動機付けや目標設定の方法をより適切に調整することが可能になります。
目標達成型と天命遂行型の違い
目標達成型
長期的にやりたいことを考え「そのために何をすべきか」という計画に従って行動するタイプ
- はっきりとした目標: 何をいつまでに達成するかを明確にします。
- 計画を立てる: ステップバイステップでどう達成するかを考え、スケジュールを作ります。
- 結果を重視: 目標を達成することで満足感を得ます。
- 時間管理: 時間をうまく使って効率よく目標に向かいます。
- 変化に強くない: 一度計画を立てたら、それに固執しがちです。
天命遂行型
長期的な目標はなく「今何がしたいか」という気持ちに従って行動するタイプ
- 大きな夢を持つ: 長期的に何を成し遂げたいか、その夢に向かって行動します。
- 情熱を大切に: 自分の好きなことや信じることに基づいて動きます。
- 過程を楽しむ: 目標を達成することだけでなく、その過程自体に価値を見出します。
- アイデアが豊富: 新しいことを試すのが好きで、柔軟に対応します。
- 感情や社会とのつながり: 自分の行動がどのように周りの人々や社会に影響を与えるかを考えます。
- 細かい計画は苦手: 日々の細かいスケジュールより、大きなビジョンに焦点を置きます。
そもそも天命遂行型の人が多いので目標設定が苦手な人が多くて当たり前
天命追求型か?チェックリスト
次のリストに当てはまる項目が多いほど天命追求型です
- 先のことがなくても目の前のことを頑張る
- 計画に沿うことが苦手
- お出かけや旅行は場面行動
- 期限に追い込まれて火がつく
- 事前に細かく決めるのがめんどくさい
- 気分に振り回される
- 「ま、いっか」と割り切るのが得意
- 話題がどんどんそれていく
- 楽しさがモチベーションに直結する
- 結果にはあまりとらわれない
目標が達成できない状態を繰り返してしまうと
1. 目標放棄体質
目標放棄が習慣化すると「無力感」が強くなりがちです。
これは、何度も失敗を重ねることで、自分の努力が結果につながらないと感じるようになる心理状態を指します。
結果、新しい挑戦を避けるようになり、自分の能力を活用しきれない状況が生じます。
例えば、ダイエットを何度も失敗してしまった人が、もう努力しても無駄だと感じ、健康的な食事や運動から遠ざかってしまうケースです。
2.自信の喪失
目標を放棄する行動が繰り返されると「自己効力感」つまり自分の力で事を成し遂げるという信念が低下します。
自己効力感が低いと、たとえ小さな困難があったとしても、それに立ち向かう自信を失いがちです。
例えば、新しいレシピで料理を試みたが上手くいかなかったため、また挑戦する気持ちが萎えるといった場合です。
自己効力感
自己肯定感の一種で 自分の行動が成功に結びつくと信じる力。これは自信の喪失や挑戦への意欲減退につながります。
3. 社会的信用の喪失
目標に対するコミットメントを維持できないと、他人からの信頼を失い、これを「社会的信用の喪失」と言います。
例えば、友人との約束を何度も破ることで、友人から信頼されなくなる状況です。
信頼を失うことは、人間関係の緊張を引き起こし、孤立感につながることもあります。
社会的信用の喪失
行動の不一致や約束の非遵守により、他者からの信頼を失うこと。
4. 放棄・諦め癖(行動習慣化)
何度も目標を放棄すると、その行動が「行動習慣化」として定着します。
この習慣化された行動パターンは、諦めやすい性格を形成し、努力する前に撤退する傾向が強まります。
子育て中のお母さんであれば、子どもとの勉強時間を設定するものの、少しの困難で諦めてしまうといった例がこれに当たります。
ここを押さえて夢を叶える〜目標設定のコツ〜
意欲が湧き、習慣化できるようになるための目標の立て方です。
1. SMART目標の設定
SMART目標とは、具体的で測定可能、達成可能で関連性があり、時間制限がある目標のことです。
この方法で目標を立てると、何をいつまでにどう達成するかが明確になります。
例えば、「毎日30分読書をする」と決めたら、それを守ることが具体的な目標です。
SMART目標
成果を出しやすいように設計された目標設定方法。具体的で明確な目標を立てることがポイント。
S(具体的)「遊ぶ」のような曖昧なものではなく。「映画を見る」のように具体的に
M(測定可能)「たくさん出かける」ではなく「○回以上出かけるのように数値も具体的にする
A(達成可能)絶対無理なことではなく、努力すればできることを設定する
R(関連性)自分の価値観や家族やパートナーに合っているか
T(期限付き)「なるべく早く」ではなくいつまでに達成する目標か明確にする
2.目標の程度は最低値と最高値の中間値が理想
目標は高すぎず低すぎず、自分にとってちょうど良い難易度が大切です。
適度な挑戦はやる気を保ち、目標達成時の満足感を高めます。
例えば、1ヶ月間のの読書量を目標にしたい場合
・最大限頑張って10冊
・最低ライン2冊
という条件であれば
『6冊』が適切ということになります
3. 「アクションプラン」もしっかり考える
「何を達成するか」と「どうやって達成するか」をはっきり分けて考えましょう。
目標だけ立てても具体的なアクションプランまで考えなければ何から始めていいか分からず着手できません
アクションプランを考えることで、具体的な行動が明確になります。
具体例
目標:体重を5kg減らす
アクションプラン:週に3時間運動する
4. 目標の深掘りをする
なぜその目標を達成したいのか、深く考えてみましょう。
自分がやりたいことの根源的な価値観を掴むことで内発的動機づけが行われ、モチベーションが高まります。
具体例
やりたいこと:旅行に行きたい
根源的な価値観:自分はいろんな人とかかわることでエネルギーが得られ、海外に行けば様々な文化に触れることができるから
内発的動機付け
自分自身の興味や喜びからくる動機づけ。
5. 強みを活かす領域
人は自分の強みである領域になると自己効力感(エフィカシー)が働きます
自己効力感が働く領域では、過去に成功した経験から自信を得ることで、新しい挑戦にも積極的に取り組むことができます。
例えば、以前にダイエットに成功した経験がある場合、その成功体験を思い出しながら新たな健康計画を立てることで、実現可能だと感じることができます。
自己効力感(エフィカシー)
過去の成功体験を基に自己の能力を信じる心の状態。
これは、新しい目標に向かっても同じ成功が再現できるという自信を生み出します。
6. 弱み対策をしてから実行
自分の弱みの対策をしてから目標に挑戦します
人はモチベーションが下がってしまった後では目標に向かうためにいろいろと調整しなくなります
あらかじめモチベーションが下がってくることを織り込み済みでサボった時の対応を考えておくのです
具体例
目標:朝走るという目標に対して
サボったら:次の日2倍走る
雨が降ったら:夕方走る
まとめ
多くのママたちが、ダイエットや週末の予定、そしてやりたいことリストなど、多くの願望を持ちながらもそれを実現できずに困っています。成功している人々と自分を比較し、「自分はダメだ」と感じることも少なくありません。しかし、適切な目標設定ができれば、誰もが成功の道を歩むことが可能です。
例えば、プロ野球選手の大谷翔平選手も高校生の頃からマンダラチャートを活用して目標を設定していました。しかし、ただ形式を真似るだけではなく、目標設定の本質を理解することが重要です。
目標達成が難しい主な理由として、達成基準が抽象的すぎたり、具体的なアクションが計画されていなかったりすることが挙げられます。また、自分の力だけではコントロールできない目標や、本当に情熱を感じていない目標には続かないことが多いです。
目標を放棄する習慣がつくと、目標放棄体質が形成され、自己肯定感の低下や信頼の損失、諦め癖が生じます。これを防ぐためには、SMART目標の設定、適切な挑戦度の目標設定、アクションプランの具体化、目標の深掘り、強みを活かす領域の理解、そして弱点に対する事前対策が有効です。
人は大きく「目標達成型」と「天命遂行型」に分かれますが、多くの人が後者であり、日々の気分や状況に応じて行動するため、計画的な目標達成が苦手です。この自己診断を理解し、自分に合った目標設定方法を見つけることが、やりたいことを形にするための第一歩となります。
この記事を通じて、自分自身の目標設定方法を見直し、効果的な計画を立ててみましょう。それにより、自分の夢や目標を現実のものとすることができるようになるはずです。
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