子どもから自然と話をされる親の習慣【話を聴く重要性】

子どもから自然と話をされる親の習慣【話を聴く重要性】の記事のアイキャッチ画像

今、ちょっと立ち止まってみてください。あなたのお子さんが何かを話すとき、どのように反応していますか? 子どもの言葉に耳を傾け、心から理解しようと努力していますか?

新型コロナウイルスの影響で、私たちの生活スタイルは大きく変化しました。特に、お子さんのいるご家庭は以前より親子で共に過ごす時間が増え、忙しい中での子どもとの関わり方に悩んだ親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

アドラー心理学は人間の行動が社会的な繋がりによって形成されるという考え方を基盤にしています。つまり、私たちの子どもたちの行動も、家庭、学校、友達との関係から生まれてくるのです。

今回のテーマは「子どもの話をよく聴く」です。ここで言う「よく聴く」は、ただ子どもの話を耳にするだけではなく、心を開いて真剣に受け取ることを意味します。

では、あなた自身が子どもの話をどのように聴いていますか? もしかしたら、見直すべき点が見つかるかもしれません。それでは、具体的にどのようにしたら子どもの話をよく聴くことができるのでしょうか。一緒にアドラー心理学の視点から考えてみましょう。

目次

親が子どもの話を聴くことの重要性

子どもの行動に影響を与える親の大切な役割の一つが、「子どもの話をよく聴く」ことです。子どもが話すことで、自分の思いや感じたことを表現しています。その表現を親が真剣に受け取ることで、子どもは自分が大切にされていると感じ、安心感を得ることができるのです。

しかし、忙しい日常の中で、親が子どもの話を適切に聴くことは容易ではありません。短い返事をしたり、話を途中で切ったりすることもあるかもしれません。このような行動は、子どもにとって「自分の話は大切ではない」というメッセージを送ってしまいます。

親は知らず知らずのうちに、子どもの話を聞きそびれています。子どもをしつけるために説教する、という以外でも普段から一緒にいることで、日常的なコミュニケーションが自然に取れていると錯覚しがちです、しかし実は、家事や仕事など日常の様々な要因によって、子どもの話にゆっくりと耳を傾ける機会を見逃していることがあるのです。

親に自覚はないが、子どもの話を聴けていないことがある。子どもの声に耳を傾けましょう。

親が子どもの話を聴くメリット

親が子どもの話をよく聴くことのメリットは多く、以下に主なものをいくつか挙げます。

1、信頼関係の構築

親が子どもの話を真剣に聴くことは、親子間の信頼関係を深める重要な一歩です。子どもは自分の意見や感情が親にとって重要であると感じ、親に対する信頼感を育てます。

2、自己表現の能力の育成

親が子どもの話を尊重し、その感情や意見に対して適切な反応を示すことで、子どもは自己表現の能力を育てます。自分の感情や意見を適切に表現する能力は、社会生活において非常に重要なスキルです。

3、自己認識の促進

子どもが自分の感情や考えを言葉で表現することで、自己認識が深まります。親がそれを聞き、反応を示すことで、子どもは自分自身についてより深く理解することができます。

4、親子間のコミュニケーションの向上

親が子どもの話をよく聴くことで、親子間のコミュニケーションがスムーズになります。これは親子関係の良好さを保つだけでなく、子どもが社会生活で他者との良好なコミュニケーションを築くための基盤となります。

5、問題解決の手がかりを得る

子どもの話をよく聴くことで、親は子どもが直面している問題や悩みを理解する手がかりを得ることができます。これにより、親は適切な助けを提供することが可能になります。

親が子どもの話を聴かないことは、結果的に子どもの問題行動の深刻化につながります。

子どもから話をされる親の習慣

では、親がどのように子どもの話をよく聴けば良いのでしょうか?

1、時間をつくる

まずは、子どもの話を聴くために時間を作ることが大切です。忙しい中でも、「今、子どもと話す時間だ」と意識しましょう。「今、〇〇くん/ちゃんの話を聴く時間だよ」と言うことで、子どもにとってその時間が特別なものであることを認識させます。これにより、子どもは自分の話が大切にされていると感じるでしょう。

2、集中する

次に、子どもが話すときはスマートフォンやテレビから目を離し、集中して話を聴くことが大切です。また、話を遮ることなく、子どもが話し終わるまで待つことが大切です。そして、話を聞いたことをうなずきや「なるほど」、「それは大変だったね」などのフレーズで示すことで、子どもは自分の話が理解され、尊重されていると感じます。

3、気持ちを共有する

子どもが何を感じているかを理解し、それを言葉で伝えます。「それは嬉しかったね」、「それは悔しかったかもね」などの言葉で、子どもの感情を共有します。子どもが話す内容に対して、親自身も感じたことや考えたことを伝えると、子どもは親が自分の気持ちを理解していると感じます。

4、質問する

子どもの話に対して質問をすると、子どもは自分の考えを深め、自己表現の能力を育てることができます。はい/いいえで答えられる閉じた質問ではなく、「どうしたの?」、「それで何が起こったの?」などの開放的な質問を使うと、子どもはもっと詳しく話す機会を得ます。質問と併せて子どもが話すたびに、それを認識し理解していることを示すレスポンスを与えましょう。

5、感謝する

最後に、子どもが話をしてくれたことに感謝の言葉を述べましょう。これにより、子どもは自分の話が大切にされていると感じるでしょう。

親が子どもの話をよく聴くことで、子どもは自己価値を感じ、自己表現の力を育てます。

余裕がないときは?

仕事や家事で日常的に忙しかったり、精神的に余裕がなかったりするときは以下の2つを試してみてください。

  1. 一日の始まりと終わりを大切にしましょう: 一日の始まりと終わりは、親子の絆を深める大切な時間です。朝は子どもを起こし、一日の計画や期待を話す時間を持つこと。夜は一日の出来事を話す時間を設けましょう。短い時間でも、この親子のコミュニケーションは非常に価値があります。
  2. 共有の時間を作りましょう: 家事を一緒にする、食事を一緒にするなど、日常生活の中で一緒に過ごす時間を作ることも有効です。この時間は親子の絆を強化し、子どもが話を始めやすい環境を作ります。

アドラー心理学では、重要なのは「量」より「質」。親自身が無理をせず、心の健康状態を保つことも大切です。

まとめ

今日は、アドラー心理学を活用した子育てにおける「子どもの話をよく聴く」重要性についてお話しました。「よく聴く」とは、ただ子どもの話を耳にするだけでなく、子どもを信じ、子どもが感じていること、思っていることを受け止める姿勢が重要です。

親が日々忙しい場合でも、一日の始まりと終わりの時間、家事や食事の時間を共有するなど、質の高いコミュニケーション時間を設けることで、子どもの話をよく聴くことは可能です。自分自身の心のケアも忘れずに、親自身が健康な精神状態を維持することが子どもへの最良のケアにつながりますよ!

子どもの話をよく聴き、理解し、尊重することで、子どもの成長と発展をサポートしましょう! 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次